退去時のマナー清掃 お風呂編
2019/03/29
前回に続きまして、今回はお風呂場の掃除について書いていきます。家族で住むお部屋は比較的にお風呂場が大きく、単身用は比較的に狭い所が多いですよね。大きいお風呂は掃除の範囲も広いので大変ですが、狭いお風呂も体が大きい人は掃除が大変なんですよね。何も考えずに掃除をすると全身ビショ濡れになってしまいます。
天井をやった後はすぐに拭きあげる、シャワーで洗い流す時は水圧を考えてやっていきましょう。
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ピンク色のヌメヌメ
お風呂には色々な汚れがあります。ピンク色のヌメヌメした汚れなんかは、市販の風呂用洗剤とスポンジで簡単に取れるので説明はいらないと思います。しかし、これからも住み続けるお部屋の場合は繁殖力の強い菌なので一度消毒をして滅菌した方が良いです。ちなみに菌の名前は「ロドトルラ」といいます。興味がある方は調べてみてください。
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黒カビ
カビは塩素系の洗剤で根から取ってしまわないと何度でも発生します。ですがこれも退去のマナー清掃では取り切る必要もないでしょう。浸け置きした後に軽くこすって取れなければ諦めます。
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水垢
鏡やガラス面に付いている白いうろこ状の汚れ、これは水垢です。水道水に含まれているミネラル分が固まってしまったものです。これは汚れはアルカリ性なので酸性の洗剤とウロコ取りのようなスポンジで落とします。鏡は簡単にピカピカになりますよ!
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垢・皮脂の汚れ
黒カビではない浴槽のヘリや床につく黒い汚れは垢や皮脂の汚れです。これら人間の体からでる汚れは酸性の汚れになります。使用する洗剤はもちろんアルカリ性です。使用する洗剤を間違えなければ簡単に落とせます。床などの凹凸が多い部分はスポンジよりもブラシを使った方が簡単に掃除出来ます!
今までの説明の通り、お風呂場には様々な種類の汚れがあります。ブラシやスポンジ、ウロコ取り等道具も駆使すれば綺麗にすることが出来ます。
また、お風呂場の排水溝は髪の毛が大量に詰まっていることが多いので、これは手で取ってゴミ袋へ捨ててください。無理やり流すと掃除中に詰まりを起こすこともあり得ます。
お風呂場は酸性とアルカリ性の洗剤の他に塩素系の漂白剤も使用します。しっかり使い分けましょう。
ここで良く聞かれる質問があります。同業の人でも知らない人がたくさんいます。ホームページでは自分達のことをプロと言っている人達なんかからもです。
「酸性の洗剤と塩素系の洗剤まぜても大丈夫なの?危ないよ!」
塩素系と混ぜて危険なのは酸素系です。酸性とは反対がアルカリ性のph(水素イオン濃度)を表すもので、塩素系、酸素系とは洗剤の種類を表すもの(還元系もあります。)なので、この質問されただけでこの人は素人なんだなとわかります。同業の方からこれ聞かれると呆れてしまいますよね。
まあこのように洗剤と道具を駆使するとこれだけ綺麗にできます!
お掃除は見た目で頑張った感が得れるのでしていて楽しいものです。ご自分でなさる方は参考にして下さい。
また、退去ではなく住み続けるお客様のお風呂掃除の場合は防カビの燻煙材なんかも使用できるので、ご相談下さい。
では次回キッチン編
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