札幌市北区で生活保護受給者様のお片付け
2021/10/18
生活保護受給者の片付け
最近ご依頼の多い生活保護を受給されている方のお部屋のお片付けについての記事となります。まず生活保護受給者の場合【遺品整理】にはなりません、亡くなった時から受給資格がありませんので亡くなった後では片付けの費用は親族や保証人の方が負担されることになります。ですので介護付きの施設へ移る方か、入院されていて自宅に戻る見込みが無いと判断された方の部屋の片付けとなります。前者の場合は特に問題はないのですが後者の場合は『余命宣告』を受けてから見積り依頼が来て、三社分揃えて保護課の審査を通ってからの作業となるので土日祝日の役所の休みと被ってしまうと片付けが間に合わない場合もあります。
今回は電話問い合わせが来て当日見積りに伺いました。三社の中から選ばれた業者が2週間後に作業する予定だったのですが、見積りの翌日に受給者本人の容態が急変し2,3日がヤマだと病院から告げられたそうです。依頼者の息子さんも保護を受給していて自身での支払いが難しいことを担当の方に相談したところ、一番安い業者が翌々日までに作業が出来るのであればゴミ収集車の予約は何とかするとおっしゃってくれて一番安かった弊社が急遽の作業となりました。
見積りから2日後というあまりにも急な作業だった為スタッフの手配と作業が間に合わない可能性があったので、収集車が来る前日の夕方から私一人で急遽作業に入らせて貰いました。電気は止まってはいないのですが蛍光灯が切れていて電気のない夕方からの作業は精神的にキツかったです。他のスタッフもその日の「現場が終わり次第向かいますか？」と気を使ってくれたのですが真っ暗になる前にある程度荷物をまとめることが出来そうだったので前日の作業は最後まで一人で何とかしました。
急な話だったにも関わらず弊社を信用し鍵を預けて下さったお客様、大家さん、保護課の担当者さん、弊社スタッフの協力のおかげでなんとかご本人様がお亡くなりになる前にお部屋を片付けることが出来ました。前日から作業に入らせてもらえたおかげで作業時間に余裕が出来て貴重品も見つけることが出来たのでお客様にも感謝して頂けました。
弊社ではお客様の困りごとを何でも解決しますというような大きな事は言えませんが、微力ではありますが我々が出来る範囲での協力は惜しみません！生活保護のお片付けは三社見積りが必要となりますので是非一社は弊社をご指名ください宜しくお願い致します！
