札幌市中央区でゴミ屋敷の清掃とお片付け
2021/11/01
ゴミ屋敷の片付けと清掃
最近遺品整理の問い合わせ時に『ゴミ屋敷みたいに汚いので驚かないで欲しいです。』と言われるお客様が非常に多いのですが、テレビの影響かゴミ屋敷というフレーズが一般的になってきたのでしょうか。ただ実際伺ってみると我々片付け業者からすると本当のゴミ屋敷とは全然汚いレベルが違う位なもんです。私の感覚も慣れでずれてきてしまっているのか『少し散かっているなあ。』位の感想しか抱かないことがほとんどです。しかし今回は本当にゴミ屋敷で部屋の中で床が見えている部分はありません。作業出来るスペースも室内には2カ所一人ずつ立てるかなくらいしかありません。室内の物量が多いと作業スペースが必然的に少なくなるので計画的に作業を進めないと時間がかかってしまい余計な人件費がかかる分料金が高くなってしまうので、ただ我武者羅にゴミを詰めるという訳にはいきません。これが専門業者の経験値です!片付け清掃を行っている業者は数あれどしっかりと経験を持って対応している業者は多くありません。ゴミ屋敷清掃を短いスパンで何度も頼んでいる方がいらっしゃったら業者を変えてみることも検討してみて下さい。弊社は他社さんの作業に納得いかずというお客様にご依頼頂くことが多いです。私の気持ちとしては出来れば『ゴミ屋敷に戻ってほしくない!』という思いがありますので可能な限りゴミの処分だけでなくその後の【整理整頓】まで協力させて頂きます。よく『前の業者より安くてここまでしてもらえて助かります。』というありがたい言葉を頂きます。ゴミ屋敷清掃や特殊清掃(孤独死現場の清掃)は特殊な作業の分料金は比較的高いのでお客様に満足いただける仕事をスタッフにも徹底しています。
2日目作業
2日目は3名でゴミを詰めながら搬出もします、貴重品捜索もしながらの作業なので慎重に行います。最初の画像を見るとわかると思いますが依頼者のお客様が何か探そうにもどうしようもない状態だったので全て弊社に一任してもらっています。最終日は清掃もある為目標は2/3程度は搬出することですが作業を進めていくと印鑑や通帳、小銭が沢山散らばっているのでなかなか大変でした。写真を撮るのを忘れたのですが小銭だけで1万~2万円くらいはあったでしょうか、信用し鍵を預けて下さったお客様の為にもしっかりと作業します。日本全国でゴミの中に混ざってくるお金は1年間で数億円になると言われています、雑な作業をする業者は捨ててしまっているのでしょうか。これだけのゴミを搬出していつものように【環境事業公社】さんに引き取ってもらいこの日の作業は終了です。
長くなるので最終日の搬出と清掃は次回に書きたいと思います。ゴミ屋敷の片付けと清掃はご自分ではなかなか難しいとは思いますが、『思ったよりゴミの量が多かった。』と【追加請求】が来たり、見積り時には良いことを言っていたのに【高価な物を盗まれたり処分をされたり】という事も耳にしますので、立会い出来ない場合は鍵を預ける業者を慎重にお選びください。