札幌市西区で生活保護受給者の遺品整理
2022/05/12
生活保護受給者の遺品整理
札幌市西区で生活保護を受給している方が亡くなってしまいその遺品整理をご依頼頂きました。今回のご依頼主はお部屋のオーナーさんです。過去にも何度もブログに書いていますが生活保護を受給されている方が亡くなってしまった場合はもう保護課からの支援は受けることが出来ません。また今回亡くなった方が身寄りのない方だった為オーナーさんからのご依頼となりました。
生活保護の【定期訪問】【家庭訪問】と言われるものは最低で1年に2回以上と結構頻度が少ないため、訪問直後にお部屋で亡くなった場合半年近く発見出来ないことになります。また成年後見人がいる場合でも、ここ数年のコロナ禍で訪問頻度が減っているような話も良く聞きます。
孤独死の発見が遅れるとご遺体の腐敗臭でリフォームや消臭なども必要になる場合があり、オーナーさん、大家さんにとっては大きな負担になります。高齢の生活保護を受給されている方がお住まいのアパートのオーナーさんや大家さんは生存確認を出来る範囲でもすることをオススメします。管理人さんが常駐しているような物件では管理人さんにお願いしとくと良いと思います。受給者の方が【余命宣告】をされていても亡くなる前なら保護課からの支援金が支給されます。
ですので生活保護を受給している方の場合【生前整理】なら保護課から支払われますが【遺品整理】になってしまった場合はお部屋を借りる際の【保証人】の方かオーナーさん持ちになる場合が殆どですので契約の際は頭に入れておいてください。
札幌市西区で遺品整理
今回のお部屋はご遺体の発見が遅れたらしく腐臭の凄いお部屋でした。こういう場合は部屋内の家財にも腐臭が染み込んでしまっていて搬出経路に臭いが短時間でも残ってしまう場合があります。今回の物件は1階が飲食店でしたので迷惑がかからないようにお客様と相談して飲食店の定休日に合わせて作業をしました。我々プロの遺品整理士としては近辺への気配りも大事だと思っています。作業自体はいつもと変わり映えしないので割愛しますが画像を少しだけ
