札幌市白石区でゴミ屋敷・汚部屋の清掃
2022/07/06
ゴミ屋敷・汚部はなぜいけないのか
ゴミ屋敷や汚部屋と呼ばれるようなお部屋に住んでいると段々と感覚が変わってくるようで、自分自身は毎日いるところなので慣れてくるようです。以前伺ったお客様もご自身では気づくことが出来なかったんです。テレビの影響なのか流石にここまでは酷くないから「ウチは大丈夫!」とタカをくくっていたようです。ですが集合住宅の場合は近隣にも虫や臭いの被害が出るのでクレームが入り弊社への問い合わせに繋がったようでした。
見積り時に先の話を伺いましたが、「テレビのは極端すぎる方がウケが良いのでより凄惨な状態の部屋ばかりなだけで、言いづらいですが酷い所と比べてもキリがないですし、これでも臭いはしますしお客様の健康にも良くはありませんよ。」とハッキリと伝えさせて頂きました。
確かにテレビの様にゴミが膝丈や腰丈まであるような状態ではなく、歩いた先から靴下の裏にゴミが付くような状態ではありましたが床も大部分が見えていました。聞けば掃除機はもう数年かけていないと言いますし、床に散らばっているゴミや物で掃除機をかけれるような状態ではありません。臭いのクレームや陰口が原因で窓を開けることも出来なく埃とカビの中での生活になっています。キッチンも同じなので自炊をするにも食中毒にならないのか心配になるような状態でした。一緒のエレベーターに乗れば鼻を押さえられるとか先に待ってた人が階段を使用して離れて行ってしまうのを嫌がらせだと感じていたようです。
私がハッキリと伝えたのをきっかけに自覚をしたようで片付けを決心してくれました。本当はこの程度なら大丈夫ですよ!と言われると思っていたらしいです。汚部屋に長らく住んでいると本人は慣れてしまうのでしょうが周りの方々が不快な思いをしてしまう事もあるので改善した方が良いでしょう。
作業開始
作業は空きペットボトルやお菓子の空袋等明らかなゴミ以外はお客様に取っておくのか捨てるのかを確認しながらの作業になりました。大半が趣味で購入した中古本と生活雑貨だったので処分するゴミはあまりありませんでした、本や生活雑貨は段ボールにわかりやすいよう収納して床やキッチンの清掃です。(今回はご近所さんにバレてしまうといけないので画像はありません。)作業時間は3名で4時間位です。お客様の捨てるかどうかの判断が早いおかげで作業もスムーズいきました。いつもどおり『札幌市環境事業公社』さんに引き取ってもらい終了です。
弊社では処分するゴミはお宅の前で収集車に入れてしまうので個人情報の漏洩や不法投棄という事は一切ありません!料金の安さだけで業者を選んでしまうと不法投棄や個人情報が入ったものをそのまま転売してしまう業者もいるので気をつけましょう!
今回のお客様もそうでしたがお仕事を辞めざるを得ないくらい心身を病んでしまい部屋が汚くなっていったそうで、本当は自覚していたようですね。それでも【セルフネグレクト】というのか自分自身への虐待のような感じになっていったようです。
いつも書いていますが部屋が汚くなる理由は人それぞれですが、心を病んでしまう・体を壊して片付けや掃除が出来なくなる・仕事の都合でゴミ出しのタイミングが合わないが圧倒的に多いです。近年の若い方は親が全てやってくれていたのか何処に何をしまえば良いのかわからないと部屋の収納が空の状態の方も増えてきています。
ゴミ屋敷・汚部屋の清掃を依頼頂く場合はなるべくなら再発してほしくないので理由を一緒に考えて頂ければ対策も練れますので一緒に頑張りましょう!