慣れない作業は業者に任せた方が安全です。
2019/05/31
またブログ更新に日が空いてしまいましたスイマセン。
今月は有難いことに本当に忙しくさせて頂いています。遺品整理等の片付けのご依頼が多く手が回りません。
先日の作業中に電動の丸鋸で危険な使い方をしているお客様がいたので、今回は電動工具について書こうと想います。
丸ノコの真後ろには立って作業はNGです!
お客様はご実家にあったコンパネ(ベニヤ板)を物置の電動丸ノコギリで切断してDIYをしていました。昨今はDIYの流行りで電動工具を一般の方が使用する機会も増えているとは思うのですが、便利な裏には危険が潜んでいることを知っておいてください。
今回の丸ノコに関しては『キックバック』という現象が起きて自身の太ももを切ってしまうような事故が起きることもあるんです。
丸ノコの刃自体が歪んでいたり、切っている板が垂れ下がって出来るたわみ等で刃が通る道が狭まると本体が暴れてしまい後ろに戻ってきます。
キックバックが起きた時に慌てずにストッパーを押すことが出来れば良いですが使い慣れていない方には難しいと思うので作業時の事故を防ぐためにもまずは真後ろに立って作業するのはやめましょう。
カバーや安全装置の確認
丸ノコやディスクグラインダー(通称:サンダー)なんかは使用する箇所によってはカバーが邪魔になることがあります。その場合はカバーの角度を変えれる場合は変えて作業をして下さい。
稀にというか慣れた人だとカバーを外してしまう人がいるのですが、なぜカバーが付いているのかを考えると外して良いものではないですよね。
過去に私の部下がカバーを外してディスクグラインダーを使用して車庫の解体をしていて事故が起きました。
作業スタッフが自分の指を切ってしまったのです。運良く骨はつながっていましたが肉は抉られていました。それ以来そのスタッフはトラウマでグラインダーを使用出来ません。
指の機能も回復したので良かったですが、最悪指の完全断裂もあり得ます。
電動工具はホームセンターで安く簡単に手に入るようになり、テレビ番組でもDIYをよくやっていますが仕事で使用している人達は職人と呼ばれる方達です。職人が使用する道具を簡単に使いこなせると思わないで下さい。
手動工具の代わりになる電動工具はしっかりと安全確認を行ってから使用することをオススメします。
インパクトドライバーなんかも18vのものがホームセンターでも売っていますが、一般の方が使うのには12vもあれば十分だと思います。家具の組立てなんかに18vを使用しても板が割れたりネジをダメにする人が多いでしょう。工具においては
『大は小を兼ねる』
はあまりありません。サイズごとや状況によって使い分けるものなんです。どんな仕事もそうですがプロはしっかりとした道具を持って、使用方法も熟知しています。
DIYをする方はくれぐれも事故にお気をつけください。正しい知識の元で正しい使い方をすればそれほど危険ではありません!
今回は作業の報告ではありませんでしたが、先日気になったので書いてみました。それではお問い合わせお待ちしております!
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