汚部屋・ゴミ部屋・ゴミ屋敷の片付け・清掃
2022/02/16
汚部屋・ゴミ部屋のリスク
汚部屋・ゴミ部屋・ゴミ屋敷と様々な言い方はありますが極度にゴミや物が散かっている部屋や家の事を指します。最近はテレビでもよく放送されているのでどのような状態かは想像がしやすいと思います。
引越しの場合はもちろん片付けて清掃してからの退去になるとは思いますが、そこに住み続ける場合も片付けはした方がいいんです。「慣れているから」「人に見られないから」と放置しがちですが、汚部屋にはとてもリスクがあります。
こういうお部屋はほとんどの場合【食べカスや飲みかけの飲料】が部屋に大量に残っています。弁当ガラもゴミ袋には入っていたとしても部屋に残っている場合が多いです。そうすると飲食物の腐敗が進みガスが発生するのでまず臭いが発生します。放って置くと臭いは壁や建具、衣類にまで染み込み簡単に取れなくなってしまいます。ご本人が気づいていないだけで周りの人達には臭いと思われているかもしれません。
また腐敗するほどの長期間放って置いているということはカビも発生しているでしょう。その状態になると目には見えないカビの胞子が空気中に沢山舞っているので部屋にいるだけでカビを吸い込んでしまうことになります。アレルギー性の鼻炎や場合によっては肺炎なんかの原因になることもあるんです。ご自身や近隣の方の健康の為にも良くありません!
また湿気が多い場合は木造の建物の躯体自体にもダメージを与えてしまいますし、RCだとしても築年数にもよりますが【ネズミ】が出入りしているなんてことも良くあります。古いアパートや一軒家の片付けではネズミの糞をよく見ますし、ゴミの中に出産をしている事なんかもあるんです。ゴミ部屋の片付け中に目の開いていないネズミの子供が数匹かたまって出てくるなんてことはざらにあります。ネズミの糞尿も病気の元になりますし、ネズミは何でも齧ってしまうので電線をショートさせて火事になってしまうケースも考えられます私が考えうる限りの最悪のパターンです。火事でご自身ではなくとも誰かが命を落とす可能性もありますし大変危険です。ネズミでなくとも埃が沢山の部屋ではコンセントからの出火も考えられますし、燃えるものが沢山なので燃え広がるのが早いんです。
大家さんや管理会社に知られると強制退去なんてこともあるので、これを機に汚部屋・ゴミ部屋の方は片付け・清掃を検討してみてはいかがでしょうか。
ゴミの処分
弊社が片付けを請け負う場合、札幌市の場合は【札幌市環境事業公社】ですが各地方自治体によって【一般廃棄物収集運搬許可】を持つ業者に処分場への運搬を委託しています。一般家庭から排出される廃棄物は業者が片付けをしても【産業廃棄物にはならない】んです、自社のトラックで来る業者には気をつけましょう。
相見積もりで他業者さんの料金を聞くと「ゴミ代はどうするのだろう?」という位安い業者さんもいますが、許可を持ち自治体から委託を受けている業者ではゴミの量に対しての料金がしっかりと決まっているのでそれ以上は安く出来ません。
また誰しも見たことがあるとは思いますが画像の【パッカー車】の場合はお宅の目の前でグシャグシャにしながら積んで、そのまま処分場へいくので個人情報の漏洩の心配も必要ありません!
見積りの際はしっかり処分方法まで業者さんに聞きましょう。
汚部屋・ゴミ部屋・ゴミ屋敷の片付け・清掃
こういうお部屋の片付けというのはゴミを処分するだけではありません。部屋内にはゴミだけなく衣類や生活雑貨、賞味期限内の食料品なんかもあるのでこれを種類ごとに整理していきます。
処分するのは簡単なのですが処分をしてしまうとお返しすることが出来ないですし、処分しないものを全てまとめてしまうと必要なものを探すのにまた散かってしまうので弊社では種類毎に分別しています。衣類もすぐに洗濯してくるのであればいいのですが、そうはいかない場合がほとんどですのでこのやり方を取らせてもらっています。時には作業中に洗濯機を回すなんてこともあります。
友人・知人に見せられないお部屋に上げてくれた時点でもう恥ずかしい事はないと思いますので女性の方もお気軽にご相談下さい。
先程も書きましたがゴミを処分するだけの業者では再び部屋が散かってしまいます、それも直ぐにです。必要なものがどの箱、どの袋に入っているのかもわからなければグチャッと箱や袋ひっくり返して終わりなんです、業者が帰ったその日の夜には散かっている事でしょう。