札幌市北区で孤独死された方の遺品整理
2022/09/22
遠方の親族からのご依頼
今回は道内ですが遠方に住んでいらっしゃる親族からのご依頼で札幌市北区で遺品整理を行いました。お客様が遠方の為、管理会社へ連絡していただき弊社が管理会社からカギを借りて見積もりと作業をして確認もしてもらいました。
今回の現場は発見されるまでに相当な期間が経過しておりご遺体はミイラ化していたそうです。司法解剖の見解ではおそらく今年の三月くらいに亡くなったのではないかということでした。発見されたのは半年後の九月です。
問い合わせ時に以上のことを聞いていたので見積もり時から防臭マスクを装着しました。私は結構腐敗臭に慣れている方だと思うのですがそれでもマスク無しでは現場に居られない程の臭いが部屋に充満していました。弊社での遺品整理史上1.2を争うほどの臭いです。今回のブログの画像は少しグロいので苦手な方はここから先は見ないでください。
孤独死現場の作業
孤独死の現場での作業は遺体から出た体液が乾いていないことも珍しくありません、今回もそうでしたが布団と床がびしょ濡れでした。また血液感染をするような疾患を持っていた方がなくなった場合は作業員も感染の恐れがあるため防護服とゴム手袋にマスクと重装備で作業します。
布団は体液が染み込み臭いの元となっているので最初に畳んで袋に入れて搬出します。
透明な袋に入れると通行人の方なども目に入り不快な思いをするかもしれないので見えないように色のついた袋で体液や臭いが出てこないよう厳重に封をします。
家財を搬出した後はこのような感じです。(グロ注意!)
部屋に布類があるうちにかなり拭き取りましたが固まっている体液の跡がまだ残っています。今回は清掃は依頼頂いてはいなかったのですが管理会社の方や、清掃業者等後から入る人たちが少しでも不快にならないよう床の拭き取りはサービスで行いました。
写真を撮り忘れたのですが今回も札幌市環境事業公社さんに頼んでゴミを引き取ってもらい終了です。中が見えないような袋や臭いが出ないように密閉するのは常日頃お世話になっている公社の作業員の方たちへの配慮でもあります。
業者によっては近所や収集員の方達の事など気にもせず自分達が作業終われば関係無いという業者もいますが、弊社は近隣や関係業者には出来るだけ配慮して作業します。これからも「プロの仕事だね!」と言ってもらえるような作業を心がけていきますので便利屋Departureを宜しくお願いします!